「4WDだから安いスタッドレスでも大丈夫」は間違い!!よくあるスタッドレスタイヤの勘違い

タイヤ
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こんにちは!ホイール父さんです。

関東も寒波が来て大雪警報が出ておりますが、
(2022年1月6日現在)

皆さん、タイヤ交換はお済みですか??


近年のSUVブームもあってか、
4WD車に乗る方がかなり増えてきたように感じます。


よく、冬タイヤについて話していると

「うちは4WDだから安いタイヤを買ったよ」

とか

「タイヤ古いけど、4WDだから大丈夫

なんて話をしている人がいます。


実はこれ、間違いなんです!!


今回は、4WD乗りの方がタイヤ選びで間違えないよう、
そして少しでも事故が減ることを祈って、
4WDのスタッドレスタイヤの考え方について
解説します。

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ブレーキはどのタイヤに働く?

さっそくですが皆さん、
4WD車でブレーキを踏んだとき、
そのブレーキは4輪のうちどのタイヤに働くと思いますか?





正解は、4輪すべてです。

4WDだから当然!と思いましたか?




それでは、2WDの車でブレーキを踏んだとき、
そのブレーキは4輪のうちどのタイヤに働くと思いますか?









・・・実は、これも4輪全てなんです。


これ、勘違いしている人が多いのですが、
2WDでも4WDでも、ブレーキを踏んだら
4輪全てにブレーキがかかります。

4WDは2WDよりも止まりにくい?!

2WDと4WD、どちらも同じく4輪にブレーキがかかるということは、


2WDも4WDも、止まり方は同じ


ということになります。

実際、JAFのテストにおいて、
平坦な道路においては、
2WDも4WDも制動距離は同じ、という実験結果があります。




しかし、同じテストにおいて、

下り斜面での結果を見ると、
なんと、4WDの方が制動距離が長くなっています。


つまり、下り坂では4WDの方が止まりにくいということです。


これは、2WDに比べ4WDの方が
車両重量が重いためと考えられています。

4WDが有利な場合は?

下り坂において、4WDがかえって不利である
ということがわかりました。

実際私も、冬の峠道の下りで、
4WD車が事故っているシーンを何度も見かけています。


それでは、4WDが力を発揮する場合とはどのような場合でしょうか?


4WDが2WDより有利な場面は以下の2つです。

① 発進時

② 上り坂


当然ですが、4WD車は4輪が同時に駆動するため、

発進時や上り坂を走行する際には、

しっかりと路面を噛むことができるため

2WDよりも力強く走ることができます。

4WD車にオススメのタイヤは?

それでは、4WD車はどのようなスタッドレスタイヤ
選べば良いのでしょうか?



「坂道や発進時に有利なのだから安いタイヤで良いのでは?」
と考える人もいるかと思います。


しかし私は、雪国の人間として
その考え方には反対です。


なぜなら、スタッドレスタイヤは、
”自分の車が動けなくなる”ことよりも、
”スリップ事故から自分や周りの人を守る”
ために使用するものだからです。


そのためには、
やはり信頼のできるタイヤを選ぶことが大切です。

価格だけで選ぶのではなく、
自分の車に合った、スタッドレスタイヤを選びましょう!


ホイール父さんオススメのスタッドレスタイヤは以下の通りです。

大型4WD車向け
ランクルプラド、RAV4、ハリアー、CX-8など…

ブリヂストン BLIZZAK DMV3

普通車の4WDモデル向け

ブリヂストン BLIZZAK VRX3



いかがでしたでしょうか?


スタッドレスタイヤは、自分や周りの人の命を守るために
絶対に必要なものです。


4WDだからと過信せず、
自分に合ったタイヤをしっかりと選びましょう!


それでは!

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